15歳8カ月の史上最年少で男子プロゴルフツアーを制した石川遼(東京・杉並学院高1年)が関東アマチュア選手権(千葉CC梅郷C)に出場。2週間ぶりの“ハニカミ王子”の大会出場に会場はパニック寸前だった。 石川がスタートした午前9時に300人ほどだったギャラリーは、午前11時に1300人に増え、ホールアウト50分前の午後2時には、国内のアマチュアトーナメント史上最高の1900人に膨らんだ。 地元の年配ファンが中心だったが、主婦や若い女性ファンの姿も見られた。26歳の女性フリーターは「王子好きなんで来ました。きのうはハンカチ、きょうはハニカミです。ゴルフ観戦は初めて」。朝のテレビを見て「学校をさぼった。ゴルフに興味はないけど、石川くんはカッコいい」と話す女子高生も。初めてゴルフ場に足を運ぶファンが多いことが、ハニカミフィーバーの特徴だった。 それだけに、ギャラリーのほとんどは石川について回る大名行列状態。主催の関東ゴルフ連盟の要請を受けて、プロのトーナメントを運営するダンロップスポーツ・エンタープライズも急きょ協力し、石川組のためだけに10人が配置された。 同社の関水利史ゼネラルマネジャーは「1組に付くギャラリーの数は通常のプロの大会以上ですね。(宮里)藍ちゃんやタイガー(ウッズ)級だった」と驚いたが、観戦素人が多かったことで思わぬ被害も出た。 石川と同組だった溝端隆一は「こんなギャラリーはもちろん初めて。地に足がつかなかった」と12オーバーの大崩れ。禁止されている携帯カメラの使用で集中をそがれた上に“じゃまだ”と言われたという。警備員が「フェアウエーを歩かないでください」と注意すると「フェアウエーってどこですか」との珍返答も。それでも、同組の43歳の広田文雄が、石川の礼儀正しさに感心し「息子につめのあかをせんじて飲ませたい」と笑わせるなど、王子はさわやかなままだった。
by afternoon_news
| 2007-06-05 10:58
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