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尚子「断崖絶壁に」合宿で再起

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 19日の東京国際女子マラソンで3位と惨敗した高橋尚子(34=ファイテン)が、年明けにも海外合宿を行う可能性が出てきた。高橋は世界選手権(来年8月、大阪)の代表選考会に再挑戦する意思を持っており、その場合は来年3月の名古屋出場が有力。東京から4カ月後のレースとあってスタミナ面が不安視されるが、関係者は「合宿をするならニュージーランドか韓国か。(伊豆)大島も候補」とプランを明かした。 これまでは米コロラド州ボルダーを中心に合宿を行ってきたが、冬場は気温がマイナスまで下がり、練習には不向き。そこで、温暖なニュージーランドなどで走り込むことを検討している。 敗戦から一夜明けたこの日は午前8時から約1時間、チームQのスタッフとともに都内をジョギングした。23日の国際千葉駅伝のイベント出演など、レース前から100件以上の依頼が舞い込んでいたが、優勝を逃したことで全部取りやめとなった。「このままでは終われない。2度と同じこと(敗戦)はできないし、私は断崖絶壁にいる」。危機感を募らせた元女王が海外で再起を図る。

  土佐は夫と散歩

 東京国際を制した土佐礼子(30=三井住友海上)は、この日が33歳の誕生日だった夫の村井啓一さんと仲良く都内を散歩。雨中の激走の“代償”として左ひざに痛みを訴えたものの、自らの優勝を報じる新聞に目を通し、あらためて優勝の喜びをかみしめた。もっとも、12月17日の全日本実業団女子駅伝(岐阜)に向けて24日には早くも中国・昆明合宿に突入するとあって「まずはひざを治療しないと」と気を引き締めていた。
by afternoon_news | 2006-11-21 09:26 | ニュース
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