実験の教授証言
ねつ造が明らかになって打ち切られた関西テレビ制作の番組「発掘!あるある大事典2」の前身の番組が98年10月25日に放送した「快眠」で、レタスの催眠作用についてマウスを使って実験した千葉科学大の長村洋一教授(健康食品学)は「マウス実験では眠らなかったのに、あたかも眠っているように映像を編集されたうえ、効果があるという別の大学教授のコメントと一緒に流された」と実験内容が改ざんされていたことを27日、毎日新聞の取材に証言した。番組は96年10月から放送を開始しており、番組初期から長年にわたり、ねつ造された可能性が出てきた。 問題の番組は「発掘!あるある大事典」(04年3月に終了。同4月から同2が始まった)。 長村教授によると、同番組の制作担当者から「レタスを食べるとよく眠れるという実験をしてほしい」と依頼され、マウス約20匹を使ってジュース状にしたレタスを一つのグループに与え、もう一方のグループには同量の水を与えて変化を観察した。 この結果、マウスはほとんど変化が起きず、水を飲ませたマウスとの違いも出なかった。実験に立ち会い、撮影していた番組制作者は「眠りませんでしたね」と帰った。
by afternoon_news
| 2007-01-28 18:16
|
以前の記事
2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 フォロー中のブログ
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||