ヤンキースの井川慶投手(27)に、チェンジアップを投げる際のクセが発覚。77球のブルペン投球で修正した。 ロン・ギドリー投手コーチ(56)ら、ヤンキースの投手担当首脳3人が真剣な表情でマウンドに近寄ってきた。直射日光の注ぐブルペン。井川は、いったん投球をやめて、通訳の言葉に耳を傾けた。 「細かい技術的な話をしてくれました。日本時代と同じ話なので、理解しながら投げました」 実は、決め球のチェンジアップを投げる際のクセを指摘されていた。ブルペン投球を6度も中断し、終了後も含めて合計20分間の直接指導。緊急修正を命じられたのだ。 首脳陣の話によると、速球時の投球フォームとの違いが3つあるという。〔1〕左腕の振りが小さく、ひじも下がる〔2〕グラブをつけた右手が上下に動く〔3〕全体的に体の開きが早い。そこを早急に直さなければならなくなった。投手指導には定評があるビリー・コナーズ管理部長(65)はこう分析した。 「右手はしっかり固定して、上半身が前に突っ込まないように軸足に体重を乗せれば修正できる。今まで通りに戻せばいいだけ。問題ないよ」 気がつけば、キャンプ入り後最多となる77球のブルペン投球。その後は志願の遠投も行い、投球フォームを確かめながら、約70メートルの距離を15球投げ込んだ。 こうなると疲れが気になるが、体のケアは万全だ。自主トレ期間中に帯同していた井川の個人トレーナー、添田隆也氏(45)が11日(日本時間12日)再びタンパ入り。前日、阪神時代に続けていたカイロプラクティックの治療を行った。「筋肉を緩めることによって疲労回復になるんです」という添田トレーナーは開幕後まで帯同。今後は1日おきに治療を受け、中4日のローテーションでたまった疲れを癒す。 「前回登板より腕を強く振ること。あと、チェンジアップを低めに集めることを考えて投げたい」。本人も欠点克服に意欲的。次回先発、15日(同16日)のブレーブス戦で、切り札の精度を高める。
by afternoon_news
| 2007-03-15 12:29
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