電車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして東京都迷惑防止条例違反に問われた元大学院教授、植草一秀被告(46)は28日、東京地裁(神坂尚裁判長)公判で初の被告人質問に臨み、改めて無罪を主張した。弁護側は、当時の様子を再現したビデオを法廷で上映。「真犯人」が女性の体を触った後に素早く移動する内容で、植草被告以外の人物でも痴漢行為ができると指摘した。 植草被告は、当時左手に傘を持ち、右手でつり革をつかんだ状態で酒に酔って寝ていたと主張。「女性が声を出した時、痴漢騒ぎが起きたと理解した。以前も巻き込まれているので、かかわりたくないと思って下を向いたが、痴漢に間違われた」と説明。乗客から取り押さえられた時は「何もしていなかったが、私だと分かればまた大騒ぎになると思い、大声は出さなかった」と述べた。 一方、取り押さえた男性も証人出廷し「植草被告と女性の間は50センチくらいしかなく、ほかに(痴漢行為が可能な人は)いなかった」と証言した。
by afternoon_news
| 2007-03-28 22:52
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