ボクシング「亀田3兄弟」の末弟、和毅が10日、渡米した。北京五輪予選を断念してプロを目指す15歳が、父・史郎トレーナー(41)らを帯同せずに単身で渡米。現地では有名ジムで練習するほか、野獣マイク・タイソン(40)=米国=の元トレーナーへ“弟子入り”の交渉も予定する。亀田家の最終兵器が、海外武者修行の第一歩を踏み出した。 国内でプロ資格を取得できる17歳まで海外武者修行を予定する和毅が、成田発の航空機で米国へ旅立った。 「北京五輪のことはもう吹っ切れた。これからはアマじゃないから、どこでも行くで」 もう五輪に未練はない。ボクシングを始めた小学生のころから、北京五輪での金メダル獲得を夢見ていたが、五輪予選の出場資格の「17歳以上」を満たさないことが分かり、断念。3月24日に長兄・興毅(20)のノンタイトル戦の前座リングでフィリピン人パートナーを相手に2ラウンドのスパーリングを行い、“プロ初仕事”を終えている。 今回は、海外本格進出を見据えた1週間の米国滞在となる。ロサンゼルスでの練習拠点を探すだけでなく、有名ボクシングジム「ワイルドカードジム」で練習し、テキサス州で行われる世界戦も観戦。さらに、元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソンの育ての親で、米国でも屈指の名トレーナーといわれるフレディ・ローチ氏(47)に“弟子入り”するための交渉を行う予定だ。5月以降の再渡米に備えてあらゆる準備を整える。 父、2人の兄が同行しない単身渡米。「一緒じゃないのは初めて。何か変な感じやな。英語は全然できへんけど、気にしない」。3月から毎日1時間以上、英語の勉強を続け、あいさつ程度ができるようになったばかり。持参するのは手製の英会話集と電子辞書だけだが不安はない。 プロ解禁は17歳の誕生日を迎える来年7月12日以降。それまで、メキシコ、キューバなどでアマの試合に出場し、腕をみがく。プロデビュー後は米国での試合も夢見ている。「どこでもメンチ切ったるで」。2人の兄と同じように三男坊は気勢を上げた。
by afternoon_news
| 2007-04-11 09:35
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