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山本昌 G倒も落合とは微妙な空気

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 200勝目前の大ベテランと指揮官の間に、微妙な空気だけが残った-。中日は13日巨人戦に6-3で快勝。41歳の山本昌は粘り強い投球で8回途中まで巨人打線を抑え通算193勝目をマークした。

 今季はこれで2勝3敗となったベテラン左腕。ヒーローインタビューで「久々の勝利の味は」と聞かれ「まあ、まあ、はい」となぜか生返事。「大事な試合ですしチームが勝てばと思った。(200勝は)周りの方が意識している。まだまだ先なので」。最後まで笑顔はなく、ヒーローとは思えない様子だった。

 中4日で先発した1日の巨人戦では5-1とリードしながら6回に2点を失い降板。中継ぎが5-9と逆転され勝ち星が消滅。が、落合監督に「5回まで投げたら良いというわけじゃない。ちらついているのかな、200勝が…」と酷評された。

 この日は7回まで114球を投げていたのに「決着をつけさせないと。いいんじゃない? 中6日なんだから」と落合監督は続投を指示。これが山本昌には気に入らなかったようだ。

 結局、試合後も落合監督は褒めの言葉はなく「1つ勝つということが、どれだけ難しいか分かったんじゃない? この前のこと(巨人戦)を反省したんじゃない? 次は中3日でいくか」と、とても大ベテランに対するモノとは思えないコメント。これではせっかくの巨人戦勝ち越しのいいムードも吹き飛びかねない。
by afternoon_news | 2007-05-15 12:06 | ニュース
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