コンフェデレーションズカップ初戦でジーコジャパンはメキシコに1-2の逆転負けを喫した。W杯アジア最終予選を勝ち抜いた日本代表だが、世界の強豪との戦いで弱点を露呈した。そして、途中交代のMF中村俊輔(レッジーナ)がチームのタブーを破った。それもジーコ采配の批判と、中田英寿(フィオレンティーナ)批判のW造反だ。 上々の滑り出しだった。前半12分、MF小笠原満男(鹿島)の縦パスに右サイドを駆け抜けたアウトサイドの加地亮(F東京)が素早いクロスをゴール前に送り、これに飛び込んできた柳沢が右足でゴール左隅に押し込んだ。 強豪メキシコをパスワークで崩した先制弾にベンチのジーコ監督もガッツポーズをみせたが、それもつかの間、39分にメキシコの司令塔ジーニャにミドルシュートを決められ、同点。後半19分には弱点の高さを突かれてフォンセカに頭で決勝点を入れられた。 明らかに出来が悪かったのは、小笠原とともにトップ下に入った中村だった。緩慢な動きからボールを取られるシーンが目立ち、無気力とさえ映った。だが、試合後の中村は好戦的だった。 「できることと、できないことがある。ジーコには7番(ジーニャ)につけ!! と言われた。でも本当はボランチ(中田英)が見なければいけない。とにかく7番につけ!! とジーコが言うので、それで体力を使ってしまったあげくに交代させられ、ちょっと残念」 さらに批判は「ヒデさんが前にいってしまうので、その結果1人1人の距離が空いてしまってパスが通らない」と中田英のプレースタイルにも向かい、世間のジーコ無策批判に乗っかる格好で「個人の力だけではなく、決まりごとも必要なんだ」とまで話した。 ジーコ監督は後半14分に中村と稲本潤一(ウエストブロムウィッチ)を交代させたことについて、「あそこが今の俊輔の限界」と話した。持病の腰痛が完治せず、テーピングを施しての出場で、日本協会の川淵三郎キャプテンも「俊輔? 腰痛なんだろ。仕方がない」と同情したが、それと監督批判&中田批判は別物だ。 対照的に、攻守に動き回った中田英は「日本の今のレベルはこんなもの。メンタル的にもっと強くならなければいけない。(改善が必要な点は)すべて」と冷静に分析し、W杯最終予選の遠征から中1日でドイツ入りした強行日程にも、「W杯予選に出場しているのは僕らだけではないですから、疲れは関係ない」と話した。 メキシコは世界ランク6位の強豪とはいえ、ラ・ボルベ監督は「ウチの今日のメンバーは一軍半」と、してやったりの表情だった。その本当の実力差は1点差以上に大きく感じられた。 そこへ主力選手の造反発言。ジーコ監督は「問題はすべて、ピッチの練習で解消できる」と淡々としているが、中2日のギリシャ戦も落とすようだと、事態は深刻なものになりかねない。 「彼がベンチにいると雰囲気が悪くなる」といって中村を代表から外したのは、前任者のトルシエだった。歴史は繰り返されることになるのか。 <コメント> プロである,中村選手の発言だけに,単なる批判発言なのか?本当に必要な意見なのか?難しいものがあります。外野である我々は,やはりしばらくつべこべと言わず,見守るしかないのでしょうか? マックが業績予想を大幅下方修正、低価格戦略が裏目 日本マクドナルドホールディングスは17日、2005年6月中間決算の業績予想を大幅に下方修正した。 少子高齢化の進展をにらんで、4月中旬から集客力を高めるため、3年ぶりに打ち出した低価格戦略が裏目に出た。05年6月中間決算の経常利益は、2月の予想より95・6%減の1億円、税引き後利益は87・2%減の2億円にとどまる見通し。05年12月期の経常利益は2月予想比33・9%減の61億円、税引き後利益は同31・4%減の35億円まで回復するが、ともに2年ぶりの減益となる見込みだ。 日本マクドナルドは2000年にハンバーガーの価格を平日半額にし、デフレ経済に乗って客を集めたが、その後、ひんぱんな価格変更などで客離れを招いた。2003年には価格戦略を見直し、04年12月期連結決算の税引き後利益で3年ぶりに黒字転換を果たしたが、今年4月からは来店客層を若者以外にも拡大するため、セットメニュー5種類の価格を500円、チーズバーガーなど7種類の商品を100円に引き下げていた。 この結果、4~6月の来店客数は前年同期より13・8%増える見通しとなった。しかし、店員の増員やPR用の割引券などのコストがかさみ、同期間の1人あたりの購入額(客単価)も13・1%減る見込みとなった。 記者会見した原田泳幸会長兼社長は、「来店客数を伸ばして収益を拡大する戦略は間違っていない」と強調した。今後は新メニュー投入などを通じて客単価向上を図る。 <コメント> これは,ちょっと難しい問題。収益はあくまで,「利益単価×数」ですので,数が増えても利益単価が下がると…といった感じです。 「福沢諭吉」の商標無効 特許庁「名声に便乗」 山梨県の印鑑メーカーが商標登録した「福沢諭吉」をめぐり、学校法人慶応義塾が登録無効を求めた審判で、特許庁は17日までに慶応義塾の請求を認め、商標無効とする審決を出した。 審決は「福沢諭吉は慶応義塾の創設者としてよく知られ、郷土大分県中津市はもとより国民一般に敬愛された人物と認められる」と指摘。 その上で「遺族らの承諾を得ずに商標登録することは著名な死者の名声に便乗、使用独占をもたらすことになり、故人の名声・名誉を傷つけるだけでなく、公正な取引秩序を乱し、公の秩序を害する恐れがある」と判断した。審決は5月31日付。 審決などによると、メーカーは1994年に横書きした「福沢諭吉」の商標を登録出願。審査などを経て98年に商標登録された。印鑑などのサンプルとして利用していたという。 <コメント> これは,むしろ当然といった感じ。「瀬戸大橋」などの商標を持っている人もいるようで,うっかり使えません。NHKは必ず,「本四連絡橋」と言っていますし。 精神障害の労災、過去最多=目立つ30~40代-厚労省 過労や業務上のストレスで精神障害を発症し、2004年度に労災認定された人は130人に上り、過去最多となったことが17日、厚生労働省のまとめで分かった。特に、30~40代の働き盛りの年代で増加が目立った。 同省によると、04年度にうつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神障害で労災補償を請求した人は524人で、前年より77人増加。認定を受けた人は同22人増の130人で、請求、認定とも過去最多となった。 このうち、自殺では45人が労災と認定され、最も多かった02年度を2人上回った。 <コメント> ストレス社会などと言われて久しい感じですが,数字にも表れてきているようです。
by afternoon_news
| 2005-06-18 02:54
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